ー行政書士に遺言書の作成を依頼する3つのメリットと費用相場を解説ー
「遺言書は行政書士に書いてもらえるのかな?」
「費用相場やメリットを知りたい」
生前に書く遺言書は自分の財産分与の意思表示となる重要な書面のため、行政書士と相談しながら書きたいと考える方も多いでしょう。
行政書士はどのような内容を書いたら良いのか、遺言書の書き方に関してアドバイスしてくれます。
有効な遺言でなければトラブルに発展する場合もあるため、法律系の国家資格をもつ行政書士への相談がおすすめです。
本記事では遺言書の作成で行政書士ができることと、依頼するメリットを解説します。あわせて費用相場も紹介しているため、遺言書を行政書士に相談したいと考えている方は参考にしてください。
遺言書の作成において行政書士ができる4つのこと
遺言書は被相続人が自筆するため、行政書士は書けません。しかし内容のアドバイスや戸籍の取得など、サポートできる点は多くあります。
ここでは遺言書の作成において、主に行政書士ができることを4つまとめました。
1. 遺言書の案を提案する
行政書士は遺言書にどのような内容を書いたら良いのか提案してくれます。遺言書を実際に書くのは被相続人で、行政書士による代筆はできません。
ただし法的効力をもつには書き方があります。
自己流で書くと無効な遺言書になる可能性があるため、行政書士のサポートを受けながら作成すると失敗のリスクを減らせるでしょう。
2. 遺言の執行者を決定する
遺言書の作成には内容を執行する遺言執行者を決定し、相続の手続きをおこなう必要があります。相続の手続きは預金の解約、金融資産の名義変更などさまざまです。
相続人が手続きするケースもありますが、感情的になり思わぬトラブルが生じる可能性があります。行政書士が介入しておこなうことで、淡々と進められます。
3. 財産と相続人を正確に把握する
遺言書は財産を分配するための書面です。誰にいくら配分するかを明確にする必要があります。
そのためには、所有財産を正確に把握することが大切です。遺言作成時と相続時で財産は異なりますが、整理して一覧化しておくと相続するときに管理しやすくなります。
4. 戸籍を取得する
被相続人の戸籍を取得するためには、保管されている役所に直接請求する必要があります。
ただし、被相続人が過去に住んでいた地域の役所ではなく、戸籍の所在地がある役所へ請求しなければいけません。
戸籍が遠いと役所へ行くのも一苦労です。行政書士へ依頼する手間を減らせるため便利です。
行政書士に遺言書を依頼する3つのメリット
遺言書に関する相談を行政書士にするメリットを3つ解説します。
1. 相談しやすい
行政書士は弁護士や司法書士と比べて登録者数が多い傾向です。
近くに相談できる弁護士事務所がない場合でも、行政書士なら見つけやすいでしょう。
また弁護士や司法書士に相談するのは勇気がいる方も多いはずです。行政書士は身構えずに気軽に相談しやすいメリットがあります。
2. 費用が安い
弁護士や司法書士と比べて、行政書士は安い費用で相談できます。
登録者数が異なるほか、弁護士にしかできない業務がある点も理由の一つです。
できるだけ費用を抑えたい方は、行政書士へ相談しましょう。
3. トラブルを防げる
行政書士に相談しておくと遺言書の内容を執行する際、相続人同士でのトラブル発生を防止できます。
財産分与に関して法的効力をもつ遺言書を作成するためには、所定の形式があります。行政書士に依頼して書くと、無効の遺言書になる心配がありません。
基本的には自由に書けますが、有効な遺言書を作成するためには行政書士との相談がおすすめです。
行政書士に遺言書を依頼するときの費用相場
遺言書の作成費用は約10万円前後が相場です。内容が複雑だともう少し高くなる可能性があります。
電話やメールでの相談なら無料でできるところもあるため、一度聞いてみると良いでしょう。
まとめ
行政書士は遺言書を書くときのアドバイスや遺言執行者の決定など、さまざまな面からサポートをおこなっています。
実際に書くのは被相続人で、行政書士の代筆はできません。しかし自己流で書くと無効の遺言書となり、相続後にトラブルが生じる場合があるでしょう。
行政書士は弁護士や司法書士と比べて費用が安く、相談しやすい点がメリットです。プロのアドバイスのもとで遺言書を作成すると、効率的にトラブルなく相続できます。
財産分与に関して不安がある方は、一度行政書士への相談がおすすめです。